全国に多くの野生動物救護施設があり、救護個体の約3割が放野され野生復帰しています。
しかし、その後の生存調査はほとんど行われていないため、せっかく救護され放野された野生動物が、しっかり生存できているのか、わかっていません。
放野後の状態を確かめなければ、治療やリハビリ、放野時期が正しかったのか、判断することはできません。
そこで私たちは可能な限り、放野後の追跡調査を行い、生存を確認することで、治療やリハビリの効果を検証し、今後の救護に生かしていく活動を行っています。
治療→リハビリ→放野→追跡のサイクルを繋げ、救護技術を向上させ、より正常で、より確実な野生復帰を実現し、生物多様性保全に貢献することを目的として活動を行っています。
当グループは、救護ドクターや行政機関等、関係各所と調整の上、法を遵守し活動しております。