2021年に何らかの理由(野生復帰、死亡等)で当グループを卒業した個体の情報です。
【野生復帰】2021年10月
救護年月:2021年8月 受入年月:2021年8月
救護理由:衰弱
経過:撥水不足と衰弱の為、放鳥できずに保護され、救護Dr.により洗浄されたのちにリハビリの為、受入。流跡線解析により小笠原諸島出身の可能性が高いと判明。体力と撥水を回復させ、小笠原諸島に搬送し、父島にて放鳥された。
【死亡】2021年7月
救護年月:2021年4月 受入年月:2021年4月
救護理由:鹿ネットに絡まる
経過:受入当初、首下に麻痺が見られ、立ち上がることもできなかった。また、翼に複数個所の裂傷あり。裂傷の治療中に風切羽が一気に換羽し、生え揃うのを待っていたところ、脚を骨折。2度の手術の後、急変し死亡。現在、法医による原因追求中。
【死亡】2021年5月
救護年月:2020年7月
救護理由:羽損傷
経過:右翼の羽が激しく損傷。換羽により羽が生え揃うのを待ち放鳥予定としていたが、羽が生え揃わず、下痢が続き死亡。
【死亡】2021年5月
救護年月:2021年4月 救護理由:交通事故
経過:事故直後は吐血が見られたが、骨折等はなし。重度のバンブルフットあり。レントゲンより鉛玉を飲み込んでいる可能性があり鉛中毒の治療をしていたが、検査にて鉛中毒の可能性が低いことがわかり、治療を中止したところ、死亡した。解剖の結果、筋胃に金属探知機が反応したため、現在成分を調査中。
【野生復帰】2021年3月
救護年月:2021年2月 受入年月:2021年2月
救護理由:左肘の腫脹、烏口骨骨折
経過:救護受入まで時間がかかったこともあり、極度の削痩あり。体力を回復させ、骨折治癒後に飛翔を確認し、放鳥。
カラーリングと発信機にて追跡調査中。
【野生復帰】2021年3月
救護年月:2018年6月 受入年月:2019年4月
救護理由:不明(衝突?)
経過:救護されて以来、動物病院で経過をみてきたが、右翼初列風切羽が抜けたきり生えてこない状態であった。その後、羽が生え揃い2019年秋に野生復帰したが、9日後に衰弱で再保護された。2020年秋よりハッキングにより徐々に野外に慣らし、再び野生復帰した。